2012年9月26日水曜日

少年野球の,榊原貴之コーチの指導法と理論


2022年11月追記
この記事に書かれている榊原貴之コーチの指導法は公開終了となりました。
ご了承ください。






■指導歴13年の榊原貴之コーチ




あなたは野球に興味がありましたら、
指導歴13年のプロの指導者でおられる、
榊原貴之コーチという方をご存じですよね?

その彼がある日、興味深いお話をされました。



●事例1




あれは数年前の事。

ある少年野球チームが、
練習において深刻な悩みを抱えていました。


そのチームの選手達は、練習中は、
飛距離のある球をフリーバッティングで
打つ事ができたのです。

ですが、いざ本番となると、
その飛距離ある球を思うように打てないのです。



相手チームのピッチャーが
投げる球が遅いにも関わらず、
多くの選手は打球が詰まったり、
変化球に対応できなかったのです。



バッティング技術が未熟なばかりに、
このチームは敗北に終わりました。

この試合を見学された榊原貴之コーチは、
どうすれば敗北したチームの選手達の
バッティング技術が向上するか考えました。



やがて、ある一つの結論にたどりつきました。

練習する上で、従来の指導法や考え方は
思い切って全てリセットしたのです。



指導の仕方を見直し、新たに1からの
状態で練習を行うとのことでした。

勿論、バッティングに限らず、
ピッチングのフォームや走塁、
とにかく練習内容や指導そのものを
全く別のものにされました。


その結果、榊原貴之コーチが
考案された理論が活かされ、
その少年野球チームの選手達は
実力が伸びたのです。




●事例2




また榊原貴之コーチは、同年5月に
ある高校野球チームの指導にも携われました。

このチームにも、榊原貴之コーチの
理論が導入されました。


以前までは、直球には強いが
変化球に弱かった選手達。

変化球でタイミングを崩されていたのが
今では打撃できるよう対応できたのです。



その理論により、高校野球チームは
同年にて全国大会1位を獲得しました。

榊原コーチ曰く、自分の理論以前に
選手たちが懸命に努力したために、
全国1位になれたとの事です。


理論が全てと断言はしませんでした。

そんな、榊原コーチが考えだされた、
指導法と理論は一体何なのでしょうか?



⇒少年野球の正しい指導法を知る
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2012年6月18日月曜日

プロ野球選手のバッティングフォームはお手本になる?





■少年野球の指導をするにあたって




少年野球をする男の子は10人に
7~8人はプロ野球選手の真似をします。

微笑ましいことではあるのですが。


あなたもご自分のお子さんに、
バッティングフォームの練習を行う際に、
プロ野球選手の動きをお手本にさせてませんか?

確かに上手い人を参考にすることは良い事です。


しかし、いざ練習に取り組んでも、
形は似ていても殆ど結果が出ない。


そういう状況ではありませんか?


保護者であるアナタにお聞きします。

少年野球の指導にあたって



・「腰をまわして」




と教えたり、又はチームの監督が
そう指導してませんか?

これはいわゆる



バッティングフォームを覚える練習



というものです。

もちろんプロの野球選手のですが、
実は信じられない事実があります。


それは、フォームから覚える練習は
上達の遠まわりになってしまうのです。




●多くの少年野球指導者が知らない事実




「プロの皆は腰を回してるよ?」


とアナタは思われたかもしれません。

ですが、果たしてそうでしょうか?


一見すると腰をまわして打っている
ように見えても、選手本人は、

“腰をまわして打とう”

と意識してバットを振っていないのです。



そう、自然と腰が回ってるだけのことで
自ら回しているわけではありません。

各少年野球チームの監督はこの事実を
知らないで腰を回すというフォームを教えています。



では、結果をだすにはどうすれば
良いのかと言いますと。


それは、上手い選手の形を
真似させるのではありません。


上手い選手の感覚を覚えさせるのが近道です。


良いスイングの感覚を先に覚えさせることで、
形(フォーム)は後から自然についてきます。

そんな、お子さんが自然と素振りが
上達する正しい指導法があるのですが。



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